思い通りにいかない人生、その道を切り開くヒントが『ハイキュー!!』牛島若利の一言と主人公・日向翔陽の行動から見つけられます。迷いや言い訳に揺れる心を、この名言で奮い立たせましょう!
この記事を読んで分かること
以下ネタバレを含みます。
『ハイキュー!!』とは
『ハイキュー!!』は、古舘春一が描く高校バレーボールをテーマにした少年漫画です。主人公・日向翔陽が小柄ながらもエーススパイカーを目指し、仲間と共に成長していく物語。数々の名言が心に響き、チームメイトとの友情やライバルとの絆が描かれる感動的なストーリーが作品の魅力です。熱い試合と個性的なキャラクターたちが、多くのファンに愛される理由となっています。
『ハイキュー!!』をご存知でない方は是非こちらの動画をご覧ください。
アニメ『ハイキュー!!』がなんとなく分かる!1期ダイジェスト映像
牛島若利ってどんなキャラクター?
圧倒的なパワーと迫力!!宮城県最強のエース、通称”ウシワカ”
ハイキューの主人公たちの前に立ちはだかる強敵です。
基本プロフィール
- 名前: 牛島 若利(うしじま わかとし)
- 誕生日: 8月13日
- 身長: 189.5cm
- 体重: 84.8kg
- 所属: 白鳥沢学園高校(しらとりざわがくえんこうこう)
- ポジション: ウィングスパイカー
- 背番号: 1番
- 利き手: 左利き
- 特技: 圧倒的なパワーと精密なスパイク
- 声優:竹内良太
作品中で「全国3本指に入るエーススパイカー」として知られ、圧倒的な存在感を持つキャラクターです。
バレーのプレイスタイル
- 相手ブロックを突き破る脅威的なスパイク
- どんなボールも拾い、どんなトスも打つ!安定感
どんな人柄?意外な一面がかわいい
- 冷静沈着で感情を表に出さない
- 強い自信と揺るがぬプライドを持つ
- 真面目で自分にも他人にもストイック
- 実は天然
ウシワカは硬派なところが印象に残りますが、実は天然な一面もあるんです!
たとえば、チームメイトに借りた少年ジャンプを読んでいるシーンでは、まだ「ムダ毛スッキリすべすべ美肌」の広告しか目を通していなかったりと、真面目を通り越して天然…?と思わせるようなやりとりがあって笑えました。
ギャップが凄い
「それでお前は何をやっている」何話で見られる?
アニメ『ハイキュー!!』4期・第2話「迷子」
春高全国大会まであと1カ月。宮城県1年生選抜強化合宿に乗りこんだ日向はボール拾いとして合宿に加わることになった。そんな中、練習試合の相手として白鳥沢3年OBがやって来る。
引用元:古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS
漫画は、第24巻第211話です。
どんなシーン?
主人公・日向翔陽と牛島若利のやり取り
宮城県1年生選抜強化合宿での日向翔陽と牛島若利のやり取りを指しています。
合宿に正式には選ばれていないにもかかわらず、日向は「無いチャンスを自ら作る」という強い決意を持って合宿に押しかけます。
しかし、白鳥沢の監督である鷲匠先生は日向をボール拾いのポジションで参加させます。
日向が大会直前なのにコートに入って練習させてもらえない状況でどうすればよいか苦悩していることを、ウシワカは一瞬で見抜きます。
そして一言…
とてもシンプルだけど強烈に響きますね。
その後、ウシワカはチームメイトの天童覚にこう語っています。
「選ばれない」ということが奴の現状で、今後もありうることだ。
4期第3話「視点」(引用元:古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS)
この言葉には、日向の現状を突きつける冷徹な現実が込められています。
「思い通りにならない状況でもできることを見つける」ことの重要性を伝えてくれていますね。
ウシワカの言葉は単なる強者の冷たい指摘ではなく、日向に対して厳しい状況でも自分の道を切り開く覚悟があるかを問いかけるものでした。
これこそがウシワカの強さの本質であり、日向にとっては今後の挑戦の意味を改めて考えさせられる瞬間でもありました。
言葉を受け止めた日向は、まず「自分は今コートに立てていない」という現実を受け入れ、その後コート上の選手たちの動きを観察することに集中し始めます。
このシーンは、日向が成長への一歩を踏み出し、試練に直面しても道を切り開く覚悟を持ち始める象徴的な瞬間でした。
教訓|成長に必要なのは「選ばれること」ではない
牛島が日向に放った一言「それでお前は何をやっている」は、私たち視聴者にも生き方への大きな気づきを与えてくれました。
人生の道のりは、常に思い通りに進むわけではありません。
何かに選ばれなかったり成功に手が届かなかったりすることがしばしば私達の行く手を阻むでしょう。
そんなときこそ、私たちはそこで立ち止まらずにもう一度前を見据えて新たな道を切り開くべきです。
成功とはただ「選ばれる」ことに限りません。
思い描いた道が閉ざされたときこそ「今自分にできること」を探す力こそが真の成長の鍵なのではないでしょうか。
私たちもまた、牛島の言葉を胸に刻み、どんな困難な状況にあっても、その中で何を学び、どう進むべきかを問い続けるべきなのかもしれません。
この言葉が刺さった瞬間
[目標なし・やる気なし・努力なし] 最低な廃人生活の日々
私がこのセリフに出会ったのは、コロナが収束し始めた頃でした。
その時の私は何も成し遂げられず、ただ時間が過ぎていく毎日に押し流されるばかり。そんな中でアニメ『ハイキュー!!』の牛島若利の一言を聞いた瞬間、まるで顔を殴られたような衝撃が走りました。
コロナ禍を振り返ると、当時の私は「ワーキングホリデービザを取って海外で就業経験を積もう!」と意気込んでいました。しかし入学早々にコロナが猛威を振るい、約1年半もの間リモート授業に。海外に行くことすらできず、結局ワーホリや留学の夢は諦めざるを得ませんでした。
目標を失った私は、大学生活に対するビジョンも見えなくなり自暴自棄な日々を送るように。
3年生になる頃には周りの友人が就活や留学に打ち込む姿を見て、私は「だってコロナだったし」と言い訳してただの怠けている自分に気づきました。
そんな時、何気なく見返した『ハイキュー!!』の中で、今まで気にも留めなかった牛島のセリフが深く胸に刺さったのです。
以前の私は「ウシワカ迫力あってこわいな~。日向、頑張れ!」くらいにしか思っていませんでしたが、そのときは何かが違っていました。自分の状況に重ね合わせて、牛島の言葉がまるで自分に向けられたかのように感じたんですよね。
コロナ禍、渡航先でのアジアンヘイト問題、金銭的な困難――こうした不利な状況に身を置いていた私は、本来の目標や夢を諦め、成長しようともしていませんでした。そんな私にとって、牛島の一言は「何やってるの?何がしたいの?」とまさに責められているかのように感じ、グサっと心に突き刺さった瞬間でした。
今では、この言葉を手帳に書き込んで、いつでも見返せるようにしています。何度も目標から外れがちな私にとって、この言葉は今でも大きな励ましになっています。
おかげで、牛島の「それでお前は何をやっている」(竹内良太ボイス)を脳内再生しながら、「今はこういう状況だからこそできることがある!」「これをやるべき時だ!」と考え、行動に移す習慣が身につきました。
ウシワカ、ありがとう…。
まとめ
ここまで、『ハイキュー!!』牛島若利(通称”ウシワカ”)の台詞「それでお前は何をやっている」についてご紹介しました。
今回の教訓
何かに選ばれなくても、困難な状況にいても焦らずに、自分でできることを見つけて成長しようとする姿勢が大切。
人生は時に思い通りにいかず、目標が見えなくなることもありますが、そのような時こそ今自分にできることを見つけ、そこから再び前進することが大切です。
牛島の言葉は、困難に直面しても自分の力で未来を切り拓く覚悟を持つことの重要性を教えてくれます。
私もまた、この言葉を胸に刻み、目標を見失った時や困難に直面した時に何度でも立ち上がり、今できることに集中する大切さを思い出しています。
ウシワカの一言は、私の人生の大きな支えとなっていてこれからも背中を押してくれる存在です。
「それでお前は何をやっている」に対して自信のある返答ができる生き方をしたいですね!